アザラシ絵日記 |
2007-03-03
1日目2日目の子とお母さんと
|
ご機嫌な赤ちゃんと、生んで間もない子を見守るお母さん。顔、似てますか?
おっぱいをもらったあとの赤ちゃんは見てわかるくらいご満悦で、体を動かすのも楽しそうです。
元気な赤ちゃんと余裕な表情のお母さん。
授乳後、うれしそうに這い出した赤ちゃんに「行っておいで」とでもいわんばかり。
赤ちゃんがもう少し育つと、お母さんは海の中でうろうろしたりするけれど、
うまれて1日目2日目の子にはわりとつきっきり。
のんびりしてるようだけれど、まわりの様子(他の親とか)もちゃんと伺っている。
そして、赤ちゃんの鳴き声に呼ばれておっぱいをあげたり、おあずけしたり、
「ここまでこられたらあげるよ」といわんばかりに、ちょっと場所を移動してからあげてみたり。
(これはよく見られます)
しぐさだけでなく、子育ての工夫も、よくわかります。
写真の子たちは、まだ母親の胎内にいた時の色で毛が染まっているため、
その色からイエローコートと呼ばれます。だんだんその色は落ちて、白い毛に変わっていきます。
* * * *
2月28日。
この日は見渡す限りみんなイエローコート。
出産の跡(胎盤、血痕など)もたくさん確認できて、シーズンの頭に来たんだなぁって実感。
親はちゃんと子をガードするけれど、脅かさなければ、すごくいい母子の関係が見られて楽しい。
曇ってはいたけど、暖かかったので、氷の表面(上層部)がシャーベット(しゃりしゃり)状態だった。
表面だけシャーベットなのか、全部がシャーベットなのか、見分けないといけないので大変。
(表面だけシャーベット:沈まない、全部シャーベット:乗っちゃったら海に落ちる)
帰ってきたら、付着したシャーベットで靴の表面がびっしょりだった。
* * * *
マドレーヌ島の様子やトピックは、写真家の小原玲氏のブログに、豊富な情報があります。ご興味ある方はこちらもどうぞ。
アザラシの絵含め、マドレーヌ島の旅日記は別サイトでやってます。こちらもよろしければどうぞ。